RECORDとHIPHOP





HIP HOPとは主にDJ・ブレイクダンス・グラフィティ・ラップの4つを要素とする、ある種の文化の総称ですが、一般的にはHIP HOP音楽を指すことが多くなっています。

簡単に言うと、ラップやDJなどを思い浮かべると良いでしょう。

そんなHIP HOPとレコードとは、実は深い関係があります。

1970年代後半のアメリカ。

当時、音楽シーンではディスコが盛り上がっていたころのことです。

ニューヨークのサウス・ブロンクスという低所得者の居住する地区に、クール・ハークという1人のDJがいました。

彼は敢えて流行のディスコは流さずに、R&Bの名曲ばかりを流していました。

そのR&Bの間奏部分で、異なるレコードを2つのターンテーブルで交互に鳴らすという手法を試みました。

これが「ブレイク・ビーツ」と呼ばれるものであり、彼が「HIP HOP音楽の始祖」と言われる所以となった手法です。

その後ブレイク・ビーツの手法はHIP HOP音楽の製作方法として広まり、ジャンルを超えてエレクトロミュージックなどにも応用されるようになります。

つまり、ブレイク・ビーツは音楽の壁を乗り越え、また別の形へと進化しているのです。

レコードというきわめてアナログな音楽ソースを使うことによって生まれたブレイク・ビーツ。

そのハークの編み出したブレイク・ビーツの手法が、いまや世界中のパソコンの中でサンプリングされ、また新たなサウンドを生み出していることは、今でも新鮮な感動を与えてくれます。






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