RECORDの歴史
一般的に世界初のアナログ式のRECORDと言えば、フランスの写真技師レオン・スコット・マルタンヴィルが発明した「フォノトグラフ」と言われています。
これは振動板に豚の毛をつけて煤を塗ったもので、音声の波形を目で見ることができます。
ただ再生装置がなかったので実用化はされませんでした。
その後、電話機で有名なグレアム・ベルの発明から、音の再生に対して関心が高まり、いろいろな研究者が現れてきます。
蓄音機を発明したエジソンもその1人です。
エジソンの発明した「フォノグラフ」と呼ばれるこの機械は、直径8cmの錫箔を貼った真鍮の円筒に針で音溝を記録するというもので、後のレコードの原理を築いた装置と言えます。
つまり、溝に刻まれた凹凸によって針を振動させて音を再生するという原理です。
その後、この音の溝を何を媒体に記録するかというところに焦点が当てられていきます。
エジソンが「フォノグラフ」で用いた「円筒型」の記録媒体。
これに対し、ドイツ人エミール・ベルリナーが発明した「グラモフォン」は、「円盤型」の記録媒体を使用しました。
円盤型のレコードはエジソンの円筒型に比べ、収納や複製の面ですぐれていたので、広く普及するようになったのです。
こうして現在のレコードは円盤型となったわけです。
CDやDVDが円盤型であるのも、これが発端だったと言っても良いでしょう。
その後、この円盤型のレコードは、サイズ・材質・音質など工夫に工夫を重ね、現在のような黒いレコードに進化したのです。