RECORDを聴く
音楽と言えば、今やパソコンからダウンロードして、mp3プレーヤーに落として聴くというスタイルが一般化しています。
mp3プレーヤーには何千という曲が保存できるものもあります。
小型で街にも持ち運べるデジタルのきれいな音質。
それとは対照的な音楽ソースがRECORDです。
レコードを知らない人はいないかもしれませんが、実際に自分で手に取り、レコードプレーヤーで音楽を聴いたことがある人は、とくに若い人には少ないかもしれません。
レコードを聴くには、レコードプレーヤーと針が必要です。
黒いレコード板に刻まれた溝の凹凸が針に振動を与え、それを電気信号に変換しスピーカーに伝えるという仕組み。
このような仕組みであるため、黒いレコード板の上に埃があったり、針が磨耗してくると雑音が入りきれいな音が出なくなります。
あるいは何度も何度も聴いているうちに、レコードそのものが針との摩擦によって磨耗します。
また保存状態が良くないと、レコード板が変形し、再生時に針がとぶという現象も起きたりします。
針がとぶと、同じ箇所を何度も再生し続けるという珍事も起きます。
レコードを良い状態で聴くためには、レコードやプレーヤーへの手入れに気遣わないといけないのです。
こうして考えると、レコードを聴くということは、ただ単に「音楽を聴く」という行為でけではなく、音楽を聴くためにいろいろな手間ひまをかける一種「儀式」のような側面もあり、マニアの心をくすぐるのです。